「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」トムクルーズ、ブラピ主演。吸血鬼の愛憎劇

耽美
©Warner Bros. 引用元:https://www.cinematoday.jp/news/N0065289

トム・クルーズ、ブラッド・ピット主演。

原作の小説シリーズはアメリカで大ヒットした、

豪華キャストで送るヴァンパイアたちの愛憎劇です。

オタクってヴァンパイア好きな人が多いですよね。私もです。

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あらすじ

18世紀末。

美しき吸血鬼レスタトと彼によって吸血鬼となった青年ルイは、共に生活をはじめる。

根っからの吸血鬼であるレスタトに対し、人間の心を捨てきれないルイ。

ある晩、母を亡くした幼い少女クローディアを吸血鬼の仲間にしてしまい…。

登場人物

レスタト…金髪のヴァンパイア(トム・クルーズ)

ルイ…彼にヴァンパイアにされた青年(ブラッド・ピット)

クローディア…ルイの慰めのためにヴァンパイアにされた幼い少女

物語は、ルイが自分がヴァンパイアにされてからの人生をインタビュアーに話すという形式で進んでいきます。

概要

原作-アン・ライス『夜明けのヴァンパイア』

原作は『ヴァンパイア・クロニクルズ』シリーズ第一作アン・ライス『夜明けのヴァンパイア』


原作シリーズはアメリカ(の特に腐女子)にとても人気があり、ブロードウェイでミュージカル化もしています。

ちなみに映画はやや同性愛要素が薄められているのですが原作は割とBL要素満載の王道吸血鬼小説なので、原作自体もおすすめです。

翻訳小説ですが割と読みやすいです。

キャスト-原作者が前言撤回するほどの完成度

主演はブラッド・ピッドトム・クルーズ

誰もが知るハリウッド・スターの夢の共演です。

どちらも健康的で明るいイメージがあったので、私は最初にキャスティングを見たとき「吸血鬼に合うのかな…?」と思ってしまったのですが、

やはりそこはプロの俳優

実際はとてもよく合っていて、イメージで決めつけるのはよくないと反省した次第です。

そしてwikipedia↓を見ると原作者のアン・ライスもまったく同じことを言っていました。

ライスはこの配役を批判し、(中略)「クルーズとピットの組み合わせなんて、まるで「トム・ソーヤーの冒険」のトムとハックみたいよ」と述べた。しかしライスは出来上がった作品を見てクルーズの演技に満足し、「彼が登場した瞬間から、トムは私にとってレスタトだった」、また「トムがレスタト役を成功させたことは、私には予知できなかったこと」と述べ、『デイリー・バラエティ』誌に7,740ドルの見開きページの広告を掲載して前言を謝した。

wikipediaより引用



漫画実写化ブームで原作無視のキャスティングに対する不満があふれる昨今、

原作者がわざわざ7,000ドルもかけて前言撤回したくなるほどの完成度ってなかなかないですよね。


そのくらいトム・クルーズのレスタトは、原作の

不気味で美しく我がままな吸血鬼」

という雰囲気そのもので良かったです。

いっぽうブラッド・ピッドが演じるルイは、

人間から吸血鬼になったことに対する葛藤がある役どころなので、人間らしさが残る雰囲気が逆に合っていました。

この二人は本当に顔がいいですね…。

©Warner Bros. 引用元:https://www.cinematoday.jp/news/N0065289

見どころーふたりの吸血鬼

吸血鬼の宿命

孤高のヴァンパイアでありながら、

永遠を共に生きる相手としてルイという男を選んだレスタト

その時点でルイへの好感度は誰が見てもMAXなのですが、

しかし人間から吸血鬼となったばかりのルイは、吸血鬼として人間を殺すことに抵抗があり、レスタトを恐れて拒絶します。

対するレスタトもわがままで孤高の吸血鬼なので、拒絶するルイに素直になれないまま二人の関係は徐々にこじれていきます。

少女吸血鬼の投入

レスタトはルイの心をつなぎとめるべく、新たな吸血鬼・少女クローディアを投入します。


言ってみれば世に言う「子は『かすがい』作戦」です。


しかしこの作戦も最初うまくいきかけたものの、クローディアには幼い姿で永遠の命を得てしまったことによる悲劇があり、

結果的に二人の関係はますますこじれていく。

そのすれ違いが切ないです。

©Warner Bros. 引用元:https://www.cinematoday.jp/news/N0065289


少女吸血鬼クラウディアは、 「見た目は子供、中身は大人」 といういわゆる名探偵コナン状態なのですが、

子役の演技がよく合っていて印象的でした。

終盤

終盤、二人が再会する場面のレスタトはとても切なくて良かったです。

それまではルイをある意味で自分の支配下に置きたがっていたレスタトでしたが、

突き放され、弱ってはじめて本心を吐露します。

お前がもがけばもがくほど俺は手放せなかった…」

そういうふたりの関係性の変化が見どころです。

ラストシーンもかわいかったですね…。

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まとめ

「吸血鬼の男二人の愛憎劇」というおいしすぎるシチュエーションですが、

どちらかといえばレスタトの片思いに近いので、少し切ないお話でした。

個人的には終盤のやりとりが少し駆け足だったのが残念。

とはいえ視覚的にも設定的にも見どころ満載の映画なので、このシチュエーションにピンときた方には全力でおすすめしたい作品です。

余談

続編

この映画の続編にあたるのが、『ヴァンパイア・クロニクルズ』シリーズの続編『呪われし者の女王』を映画化した「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」


ただキャストも雰囲気もだいぶ違うので、別物として見たほうが良いかもしれません。

余談-『ポーの一族』との類似性

wikiでもその類似性が指摘されていますが、「ポーの一族」と設定が少し似ています。

特にふたりが女の子を育てる話は「ポーの一族」の中でも印象に残る話なので、あらすじを見たときに「あれ?」と思った方もいるのではないでしょうか。


調べてみたらポーの一族が「1972年3月号」

原作「夜明けのヴァンパイア」は1968年に書いた短編小説に基づいて書かれ1973年脱稿。

インターネットもない時代ですし、たぶん偶然の一致なのでしょう。

「吸血鬼の男二人が女の子を育てる」というシチュエーションに萌えるのは万国共通なのかもしれません。

少し前からBL界隈でも男二人の子育てもの流行っていますよね。

動画配信サービス情報

この作品が配信されている動画配信サービスをまとめてみました。

見放題プラン:◎ レンタル:〇 配信なし:×

Amazonプライム・ビデオ
Hulu×
U-NEXT
dTV×
TSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TV
Netflix×
FODプレミアム×
music.jp

※本作品の配信情報は2020/1/23記事投稿時のものです。 配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各ホームページ、アプリをご確認ください。

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